日本3Dシャドーボックスアート協会

ギャラリー

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2025年8月の作品

  • タイトル夏の予感
  • 作者佐藤 千月 / ドリームボックス
  • 原画作家松本 忠

 原画は鉄道風景画家の松本 忠氏による磐越東線の
江田駅と小川郷駅間(福島県いわき市)の風景です。
松本氏の描かれる世界はどの作品も季節感に溢れていて、
川の流れや波の音、木々を揺らす風の音や
野鳥のさえずりさえもが聞こえてくるようで
とても気に入っています。
「夏の予感」は、セミの声でにぎわう暑い夏が
来る前の静かな山の中を無機質な電車の音が
鳴り響く様子をイメージしながら制作しました。
特に山の木々は手前に近づくにつれパーツの間隔を
微妙に広げながら遠近感を強調し、
松本氏の描く大自然に近づけるように努めました。

2025年7月の作品

  • タイトルPleasures of the Country
  • 作者三浦 真由美 / ドリームボックス
  • 原画作家ケイ・マスダ

原画作家のケイ・マスダ氏は1993年に渡米し、
イラストレーターとして活躍。
1998年には米国オリンピック委員会の
公式ポスターアーティストに選出され
長野冬季オリンピックのポスターを制作しました。
この作品は、のんびりとした田舎町の風景で、
絵からはみだした木々や車、そして気球。
人々も自由に楽しんでいるようです。
額装も、自由な作品のイメージを広げ、
ライトブルーのマットで表現してみました。

2025年6月の作品

  • タイトルScatter your joy
  • 作者加瀬 裕美
    NY-SHADOW アトリエペーパームーン

このプリントを見たとき、シックな中にも透明感がある
ところに惹き込まれました。
その雰囲気を壊さないように、
自転車の硬質な感じと、花束のふわっとした柔らかさの
対比を出すよう心がけました。
また、額装はマット無しで開放感のあるものにしました。
この作品を通じて、春から夏の爽やかな風を
感じていただけたら幸いです。

2025年5月の作品

  • タイトルオペラ座の前で
  • 作者田中 祐子 / シャドウボックス HEART3主宰
  • 原画作家田中 善明

原画作家である田中善明氏はパリをこよなく愛する
油絵画家の一人です。
 その作品には、気のいい初老のバンドマンたち、
ジャズバーやシャンソニエに集う人々、
アコーディオンの音色や街のざわめきが、
印象的な赤を効かせた色彩で奏でられていて楽しい作品です。
オペラ座ですら見事にその人びとの背景となって、
馴染んでいます。
 制作するに当たっては画像ソフトを用いて背景の空や
建物にかかる残像を消し、背景部分を仕上げ、
立体にした近景部分を手前に配置することで空間ができ、
作品の中にも風が抜けるようなスッキリとした印象の
作品に仕上げています。
額はオペラ座のイメージで、豪華な金装飾にしました。
この作品は京王プラザホテルにて開催される
「3Dシャドーボックスアート展2025」に出展します。

2025年4月の作品

  • タイトルNew York , New York
  • 作者鈴木 妙江 / Atelier Snowdrops 主宰

ニューヨークで買い求めたカードで制作致しました。
作品中央の手のひらに乗った
ニューヨークのビル群の窓や、右側のカップの模様等々、
かなり細かく、何枚かのカードを無駄にしました~~が、
大好きな作品のひとつです。

5月11日から開催の3Dシャドーボックスアート展
  in 京王プラザホテルに出展させて頂く予定です。

お時間がございましたら
ご高覧の程、宜しくお願い致します。

2025年3月の作品

  • タイトル画材の王国
  • 作者千松 宏子
    アトリエ- K フレーミングシャドー講師 
  • 原画作家西村 典子

『空想街雑貨店』のプリントの中で街全体が山の様になって
いるところに惹かれて制作しました。 
街の構造が込み入っていて、苦心しました。
細密な絵ですが、空を大きくとり、
バルーンが飛んで行く大空の虹を手描きして
全体をフランス額装で仕立てました。

2025年2月の作品

  • タイトル弥勒菩薩
  • 作者田原 貴美子
    アトリエ- K フレーミングシャドー 主宰
  • 原画作家中山 ゆかり

ペーパークラフト作家の中山ゆかり先生に依頼して
原画をおこしていただきました。
額装はフラグメンテを中心としてデザインし、
額(フレーム)も3mm厚のマットをカットして制作しました。

作品、額装、額、の一貫性を目標に日々精進しています。

2025年1月の作品

  • タイトル石橋
  • 作者鹿島 えり子 / アトリエ − K
  • 原画作家浅間 澄夫

山口県の日本画家、浅間さんの描く連獅子に惹かれて
作品を仕上げました。
初めて作る大きな作品で、日本画特有の緻密な表現に
とても苦労しました。
額装も自身でフランス額装の「théâtre テアトル」
という技法で 仕立てました。